遺跡公園では、発掘調査の成果に基づいて古代の森の復元を行っています。植生としては温暖帯に属し、常緑広葉樹林が成立していました。低地にはタケ亜科・ヨシ属・ウシクサ族や、イネ科・カヤツリクサ科・ヨモギ属などの草本類が生育し、水湿地にはガマ属・オモダカ属・ミズアオイ属・サンショウモなどが生育していました。
■市民が支える古代の森
 古代の森復元は公園の整備事業だけにとどまらず、市民にも広がり、いろいろな団体、個人の参加で植樹が行われました。これら市民の協力によって、次第に古代の森がよみがえってきています。
■公園をとりまく樹木
 公園の周囲には、クス・カシ・ツバキ・ヤマモモ・タブノキなどの照葉樹、ケヤキ・ヤマザクラ・センダン・ナラ・クヌギ・エノキ・コブシなどの落葉樹、その下にヤマツツジ・アオキ・ヤナギ・アセビなどの低木が見られます。
■環濠内樹木
 北広場と中央集落の間にある環濠周辺には、ハンノキ林が、西広場の周辺には、クリ・コナラ・ハンノキ林、中央広場の北側には大きなドングリのなるクヌギ林があります。
■市民の願い
 遺跡公園が復元する古代の森は、ハンノキが環濠の岸に茂り、広葉樹林が公園をとりかこむ森です。時を忘れ、思いを古代に馳せ、時代の流れを広く持ち、癒しの森となようめざしています。

もどる   つぎへ

Copyright All Right Reserved amagiasakura.net 2001