![]() |
| 伝承 |
![]() |
隠家の森(かくれがのもり)
むかし、関所を通れない者が、夜になるまで身を隠していたという棹(くす)の巨木。樹齢1500年以上といわれ、朝倉橘広庭宮や斉明天皇、中大兄皇子の伝承を伝える唯一の生き証人である。 |
|
|
大膳楠(だいぜんくす) その昔、原鶴にあった沼には人食い大亀が住んでおり、付近を通る人達に毎年大きな被害を与えていた。当時杷木を治めていた栗山大膳は、この大亀を退治せんものと、この沼に出かけた所、見事本懐をとげ得意の鉄砲で大亀を射殺することができた。するとこの亀は神の化身であったのか、にわかに空がくもり、みるみる内に大雨となり、その雨はがけ崩れを引き起こすまでに激しくなった。大膳楠はその際がけ崩れとともに山の上から流れ落ち、今の位置に移動してきたと伝えられている。 |
|
|
夜泣き松 昔、三輪の弥永に大きな松の木があった。この松の付近で、やつれ果てた女が赤ん坊が泣くような音をたてた。以後「夜泣き松」と呼ばれ、この松の葉を夜泣きする赤ん坊の枕の下に置くと、夜泣きを治すと近年まで信じれれていた。 |
![]() |
団子柳(だんごやなぎ) 小石原高原には団子柳と呼ばれる枝の所々に径2cm程の丸い瘤(こぶ)がついて、ちょうど団子を串に刺したように見える木がある。今から400年程前、大友宗麟が彦山を攻めた時、彦山を逃げのびてきた山伏達は合坂峠にたどり着き担いできた神輿を松の根元に据えて振り返ると、全山火と煙に包まれており、もはやこれまでと覚悟を決め、山伏の頭は、柳の枝に団子を刺し、神に奉げて祈った。「神様お願いです。あなた様のお力で今一度、山を取り返してください。もし、願いを聞き届けてくださればこの柳の枝は、きっと生き返るでしょう。」と言って地に突き刺し、自害した。その後、神様が願いを聞き届けたのか、彦山は再び山伏達の手に戻り、団子を刺した柳の枝は生き返り、今も団子柳として立っている。 |
![]() |
頓田の森のシイノキ 昭和20(1945)年3月27日、終業式を終え、下校途上にあった立石小校の児童32名が、アメリカ軍の爆撃機の空襲によって幼い命を落とした。この時、逃げ込んだシイノキの森のことである。
|
Copyright All Right Reserved amagiasakura.net 2001