江川ダム&寺内ダム
1.江川ダム&寺内ダム
九州の大河筑後川に合流する小石原川と佐田川は、北の古処馬見山系を源として甘木市の広大な台地を潤し、豊かな扇状地を形成しています。小石原川上流にはオロノコ(よしのぼり)やアカギュウギュウ(あかざ)(九州のアカザは希少種でレットデータブックは「地域固体群」に指定)が生息しており、水質の良さを証明しています。また、中流の甘木橋のたもとの河川敷では、毎年夏には恒例の流灌頂花火大会が開催され、多くの納涼客でにぎわいます。もう1つの佐田川は、昔から大根川とも呼ばれ、弘法大師にまつわる伝説の川であり、流域の2つの「美奈宜神社」では古くからおくんち行事が伝承されています。この2本の河川の支流は、ホタル・カジカ蛙・沢ガニの生息する清流が多数ありますが、それぞれに特徴あるダム「江川ダム」と「寺内ダム」をかかえています。
江川ダム
小石原川の上流上秋月江川に昭和47年に完成(管理事業昭和50年4月開始)。重量式コンクリートダムで貯水量2400万トン。両筑平野5900ヘクタールを潤す農業用水のほか、工業用水や都市用水としての役割を果たしています。福岡都市圏の水瓶でもあるダムの水は、キリンビール福岡工場でビールに変身し、甘木のビール「NO.61」が全国の愛好家ののどを潤します。
寺内ダム
佐田川の上流寺内に昭和53年に完成。ロックフィルムダムで貯水量1600万トン。農業用水や洪水調節のほか、都市用水の補給的な機能もあり、江川ダム下流と導水管でつながっています。周辺には「あまぎ水の文化村」や「美奈宜の杜」があり、ダム湖は、冬、カモの飛来、晩秋から初春にかけては、ワカサギ釣りでにぎわいます。









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