伝説とロマンと悲話を秘めて・・・


■朝倉に伝わる悲話「綾の鼓」

斉明天皇の後代、「朝倉の橘の広庭の宮」にまつわる非恋物語である。朝倉の宮廷につかえる女御に庭掃き番の源太郎老人が恋を抱いた。源太の恋幕に女御は「桂の池のほとりに鼓を置きます。そのつづみを打つ音が聞こえたらあなたに会いましょう。」約束の夜つづみはあった。燃ゆる想いを胸に秘め、源太はつづみを打ちつづけた。朝あけのほのかなあかりに見るとつづみには綾織りの布が張られていた。この恋は成らぬ(鳴らぬ)との女御の謎も解けず、打てど届かぬ綾のつづみに女御への恨みと果てしなき思慕を抱きつつ源太は桂の池に身を投じたのであった。今はわずかに桂の池跡と石碑の立つだけである。

■橘の広庭・天子の森

今から1300年前斉明天皇の設けられた宮廷で百済支援のため中大兄皇子の住まれた所。なお西片は「天子の森」をのぞみ、丘の上に立つ碑からみる朝倉の野は、のどかで広庭と名付けた万葉人の想いに共感する。

■宮地嶽神社  ■湯の隈装飾古墳

■隠家の森

隠家の森(かくれがのもり)は、樹齢1500年以上、目通りのまわり18m、樹高21mの大楠。国の天然記念物に指定されています。昔、朝倉の関所を通れぬ人が、この木の上で夜になるのを隠れて待っていたので、この名前がついたと言われています。

■恵蘇八幡宮

恵蘇八幡宮の山頂には、一時、斉明天皇を葬ったといわれる古墳がり、祭神として、応神天皇、斉明天皇、天智天皇が祀られています。毎年10月15日には、農作物の豊作を祝う「神幸祭」が行われます。これは、獅子舞や笛、太鼓、毛槍で構成され、奉納が終わると八幡宮から付近の隠家の森まで「おくだり」となって練り歩きます。また、木の丸殿跡、獅子頭、絵縁起など数々の文化財が遺されています。


  ■木造薬師如来坐像

■南淋寺
国指定重要文化財の木造薬師如来坐像を始め、室町時代の「梵鐘」、南北朝時代の「雲板」等多くの文化財を有する。毎年4月8日には釈迦誕生を祝う花祭りが行われ、文化財の一般公開が行われ、多くの参拝者が訪れる。



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